いちごつみ

「いちごつみ」とは、
前の人の短歌から一語(苺)を取って、
次の短歌にその言葉を組み込み、
リレーしていく短歌遊びです。

7/31に夏己はづきさんとのチャットの中で
生まれた歌たちです。
(はづきさんのサイトはリンクから飛べます)


●外に出て外国に出てロケットに乗っても宇宙の外は見えない(夏己はづき)


□日本は子供の頃と違ってる 渋谷の街は外国のよう(坂本みゆ)


違ってるところじゃなくて同じとこ探せられたらよかったのにね(夏己はづき)


□本当にこれでよかったと言えますか 幸せなのは君だけなのに(坂本みゆ)


幸せ誰のものでもなく神のものでもなくて幸せのもの(夏己はづき)


□ブランコに固く結ばれてたリボン 誰のものかは君しか知らない(坂本みゆ)


固く手を握ったままで見送った終電とあとほかの何かも(夏己はづき)


□二階からそっと気付かれないように見送ったのは二人の秘密(坂本みゆ)


うそつきは嫌いだけれど秘密なら10個くらいは許してあげる(夏己はづき)


がいい頭もいいその声もいい だけど結局キミはうそつき(坂本みゆ)


の無い人と自分の影が無い人は終生友達だった(夏己はづき)


□手を繋ぐ彼女影が無いことに気付いていない振りをしました(坂本みゆ)


●ただ一人クラスでの巻き舌ができた彼女はわたしがきらい(夏己はづき)


□イニシャルが同じだったの「」って それだけだった好きなところは(坂本みゆ)


●あのひとが電話をかけてきて「元気?」なんて聞かれてそれだけだった(夏己はづき)


泣いてないこれは涙なんかじゃない 元気でいます天気もいいし(坂本みゆ)


●「泣いてない!」と言い切ってから30分走り続けて止まって泣いた(夏己はづき)


□動くモノ止まってるモノ 「生きてる」とどこで見分けをつけたらいいの(坂本みゆ)


●そらいろの付箋を彼の頬に貼り「重要」と書く見分けるために


□今ここで重要なのは僕たちがどこでも行ける そう思うこと(坂本みゆ)


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